お風呂場で髪を洗っているとき、プール・海から上がったあとなど、
髪が濡れているときに頭をふと見ると頭皮がうっすらと見えることに悩んでいませんか?
毛量が減りかけのときに生じやすい問題として
「お風呂上がりなどで髪の毛が濡れると頭皮が見える・薄く見える」などの症状が挙げられます。
それでは、このようにシャワーで前髪や頭頂部が濡れた際に
頭皮が見えるのは「本当にAGAになりかけている」といえるのでしょうか。
今回は「お風呂上がりに頭頂部や前髪が濡れると頭皮が見えるのは、ハゲのはじまりなのか。」
「これらの症状を改善する具体的な解決策」について解説していきます。
目次
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髪が濡れているときに頭皮が見えるのはAGAになりかけ?
結論からお伝えすると、お風呂上がりの髪の毛が濡れてると地肌(頭皮)が見える状態は、
髪の毛が減りつつある可能性が高いといえます。
髪の毛がまとまっているためそのように見えるのも一理あります。
とはいえ、薄毛でない人は髪の毛がまとまっていても頭皮の透け感が気になることはありません。
髪が濡れると頭皮が見えるのが気になるのであれば、早めの対応により改善することが可能になります。
では写真を参考に見てみましょう。
濡れた時の状態の頭頂部になります。
このように頭皮が薄く見えている場合は要注意です。
髪の毛が水に濡れると、髪の毛同士はまとまりやすくなり、地肌が見えやすくなります。
短髪や直毛であればなおさらです。
濡れることで水分を含むため、水の重さで髪全体のボリューム感が失われてしまうことも、薄毛に見える原因のひとつです。
以前は気になっていなかったのに急に髪が濡れると頭皮が薄く見えることが気になるようになったり
家族や友人に指摘されてしまったということは「髪の毛の抜け毛が増え、毛量が減っていること」が原因と考えられます。
AGAが進行するとまず起こること
・毛が細くなる ・短い毛が増える |
この2つの症状が起きることで、髪の毛はどんどん細くなり、髪の毛が濡れてまとまったときに地肌を隠すことが出来なくなってハゲが目立ってきます。
自分でも気付かない間に薄毛が進行しているとも考えられますので、早めの段階で薄毛対策を行わないと、ますます薄毛が進行してしまいます。
濡れたときに頭皮の透け感が気になるときの対処法
①生活習慣を見直す
生活習慣の乱れは、血行不良を引き起こすだけでなく、薄毛の原因であるジヒドロテストステロンの増加にも繋がります。
・バランスの取れた食事 ・適度な運動 ・質の良い睡眠 ・ストレス解消 |
バランスの取れた食事
しっかりとした髪の毛を育てるには、髪を作る栄養分を摂る必要があります。
しかし、その栄養分を意識して摂っている人は少ないと思います。
どうしても自分の好きなのものばかりを食べ、栄養バランスの悪い食事になりがちです。
忙しいからと、手軽に取れるファーストフードやインスタント食品が多くなっていませんか?
髪の毛を育てるために欠かせない栄養素は、
・タンパク質 ・ビタミン群 ・亜鉛(ミネラル) |
になります。
これらを意識することで体の内側のバランスを整えることができ、結果として毛根まで良い血液を送る手助けになります。
これらは髪の毛を増やすための土台作りに重要と言えるでしょう。
適度な運動
血液を循環させるポンプの役割としては心臓の働きが重要ですが、筋肉の収縮や弛緩によっても血液は循環しています。
特に、足元まで下がってしまった血液は、ふくらはぎの筋肉によって引き上げられ、心臓まで戻ります。
そのため、運動不足によって筋力が落ちてしまうと、血液が運ぶ力も低下します。
全身の血流が悪くなってしまうと、頭皮の血行も当然悪くなり、必要な栄養が届かなくなった髪の毛は成長しにくくなります。
また、運動不足になると、食べた分のカロリーを消費することができず、皮下脂肪や内臓脂肪として蓄積されて肥満体型になりやすくなります。
肥満になってしまうと、頭皮の皮脂が過剰に分泌されることで起こる脂漏性脱毛症にかかりやすくなり、抜け毛が増えてしまいます。
質の良い睡眠
髪の毛はタンパク質で出来ており、タンパク質の合成を活発にしてくれる成長ホルモンが分泌されることで、
成長していきます。
その成長ホルモンが1番多く分泌されるのが、睡眠中なのです。
成長ホルモンは、髪の毛を育てる毛根の中にある毛母細胞を活性化し、発毛を促進します。
しかし、睡眠不足や質の悪い睡眠、不規則な時間の睡眠などは、成長ホルモンの分泌を少なくしてしまうため、髪の成長は悪くなります。
特に22時~2時までの4時間は睡眠のゴールデンタイムと呼ばれ、成長ホルモンが多く分泌されます。
髪の毛が1番育つ時間帯なので、この時間内に深く良質な睡眠を取ることが、有効な育毛に繋がります。
ストレス解消
ストレスによって自律神経のバランスが乱れてしまうと、交感神経が過剰に働き、全身の筋肉が無意識のうちに緊張します。
この緊張した状態が続くと、筋肉周辺の血流が悪くなります。
また、ストレスを感じると、血管を収縮させるホルモンが多く分泌されます。
血管が狭くなって血流が悪くなると、頭皮の血流も悪くなり、髪の毛まで栄養素が行き届かなくなります。
さらに、ストレスは、タンパク質を合成して髪の毛を作る働きを持つ亜鉛を多く消費します。
髪の毛を作るための亜鉛が不足すると、髪の毛の成長に悪影響を及ぼし、成長しきらないまま抜ける毛が増えるようになります。
自分なりにうまくストレスを解消できるように心掛けましょう。
②頭皮マッサージを行う
頭皮マッサージは簡単に頭皮の血行を促すことが出来ます。
髪を作る栄養素を十分に摂っても、その栄養が髪まで行き届かないことには、髪の毛は弱いままです。
食べた栄養分を髪まで届けるのは、血液の役割です。
血行不良であれば、せっかく摂った栄養分も髪には届かず、無駄になってしまいます。
特に仕事柄パソコン作業をする方、スマホをよくいじる方、
ゲームを長時間する方は側頭部から前頭部にかけて凝り固まりやすくなります。
日頃から目をよく使う仕事の方には特にオススメです。
③育毛サロンに相談して薄毛治療を検討する
薄毛が心配で仕方ないとき、短時間でかつ効果的に悩みを解決したいのであれば、やはり育毛サロンに相談することです。
薄毛を気にしてストレスを溜めるくらいであれば、育毛サロン/クリニックで無料相談だけでも受けてみましょう。
当サロンへのご相談お待ちしております。