増毛とは? メリット・デメリット

 

一時的に薄毛の悩みを解決出来る方法の中に増毛があります。

増毛というフレーズを聞いたことはあるけど「どういった種類があるのか」など詳細は知らない方も多いかと思います。

今回は増毛についておはなしていきましょう。

 

増毛とは?

増毛とは、すでにある自分の髪の毛に複数の人工毛髪を結びつけて、人工的に髪の毛の量を増やすものなど、4種類の方法があります。

自分の薄毛の状態や予算に応じて選択することが可能です。

 

🔷着脱式

ピンなどの金具を使って、地毛に人工毛を取り付ける方法です。

メリット

⭐いつでも取り外し可能で、不要な時は自分で外すことができます。

デメリット

⭐着脱が自由にできる反面、ズレたり外れてしまうリスクもあります。

⭐長く使用していると除々に劣化してしまうので、定期的にメンテナンスや、買い換えが必要になります。

 

🔷接着式

接着式(せっちゃくしき)増毛法とは、人工毛を植毛したシートを貼り付けて増毛する方法のことで、接着式増毛法の一番のメリットは、短時間で増毛できるところです。

土台となるシートには極薄素材が使用されており、あらかじめ人工毛を植え付けた状態で薄毛部分に貼り付けることで増毛効果を発揮します。 その方法から、別名「シート式増毛法」とも呼ばれており、編み込み式や結毛式などの増毛法が誕生する前から行われている歴史ある方法として知られています

あらかじめ植毛されたシートを頭部に貼り付けるだけなので、広範囲の薄毛を一度にカバーすることが可能となっており、まとまった時間が取れない人でも手軽に増毛することができます。

また、かつらに比べれば部分的な増毛にも適しているため、ピンポイント増毛したい人にもおすすめです。

 

メリット

短時間で増毛させることができる

編み込み式や結毛式は1本1本人工毛を編み込んだり結びつけたりしなくてはならないため、増毛する本数が少なくてもかなりの時間がかかります。 一方、接着式増毛法は基本的に人工毛を植え付けたベースを薄毛部分に貼り付けるだけなので、短時間で増毛できるところが特徴です。

接着力が強い

接着式増毛法は強力な接着剤でシートと地肌を固定してくれるので、外部からの衝撃にも強い耐性を持っています。 実際の耐久性は接着剤の種類や貼り付ける位置、増毛する量などによって異なりますが、最近人気の薄型ベースと組み合わせると、水泳やテニスなどの激しいスポーツも行うことが可能となっています。

デメリット

肌に合わない場合がある

接着式増毛法では、地肌に直接ベースシートを貼り付けるため、肌質によってはかゆみやかぶれなどの皮膚トラブルを起こす可能性があります。 特に肌が弱くない場合でも、夏場など汗をかきやすい時期はシートと地肌の間が蒸れてしまうこともあり、他の増毛法に比べると肌トラブルの若干高いと言えるでしょう。

自毛を剃る必要がある

接着式増毛法で使用するシートは地肌にぴったり貼り付ける必要があるため、ベースのサイズに合わせて自毛を剃る必要があります。 もともと薄い部分は問題ありませんが、場所によっては健康的な自毛を剃ってしまうことになり、抵抗を感じる方も少なくありません。

専用リムーバーが必要

かつらの場合、金属や留めピンをはずせばすぐに取り外すことができますが、接着式増毛法では特殊な接着剤でシートを固定するため、そのままの状態では取り外すことができません。 そのため、取り外すにはサロンでメンテナンスしてもらうか、または専用のリムーバーを使って接着剤を除去する必要があります。 リムーバーは慣れるまでは扱いが難しく、うっかり人工毛についてしまうとしっかり洗い落とさなければならないので、かなりの手間がかかってしまいます。

 

🔷編み込み式

編み込み式増毛は、特別な三本の糸で髪に編み込み、それを土台にしてカツラを装着する増毛方法です。カツラメーカーのスヴェンソンだけが所有する技術になります。地毛を活かし、カツラ製品も地毛と同じ毛質の「人毛」を使用することで、編み込み式増毛は見た目が自然体に見えます。

メリット

ナチュラルに仕上がる

自毛に特殊な糸を編み込み、土台を作ってからさらに人工毛を編み込んでいく方法を採用しているので、均一に髪の毛を増やしていくことができます。 そのため、仕上がりもムラが出にくく、どのアングルから見ても不自然にならないナチュラルな外観に仕上がります。 また、スヴェンソンでは特殊加工を施したブラインド毛を植え付けた人工皮膚「ヘアライン」により、はえぎわの産毛も自然な状態に仕上げてくれるほか、個人によって異なる毛流れやつむじの位置・大きさもデータに基づいて忠実に再現しています。

ズレ、ゆがみの心配がない

、編み込み式は糸で組んだ土台にしっかり編み込まれているので、強風にあおられても安心。 日常生活でも、そのままシャンプーしたり、プールで泳いだり、激しいスポーツをすることもできるので、アクティブな趣味を楽しみたい方にもぴったりです。

デメリット

薄毛症状によっては施術できない場合あり

編み込み式の土台となる糸は、もとからある自毛に編み込んでいく方式を採用しています。 そのため、まったく自分の髪の毛が生えていない人の場合、土台を形成することができず、編み込み式そのものを利用できない可能性があります。

シャンプーにコツが必要

編み込み式はかつらではないので、つけたままシャンプーすることができますが、土台を傷めないためにはこれまでとは違う方法で洗髪する必要があります。 正しい洗髪方法は施術を受けた増毛サロンで教えてもらえますが、慣れないうちはうまく洗髪できず、シャンプーに手間取ってしまうことがあります。

🔷結毛式増毛法

残っている自分の毛に髪の毛を結びつけていく増毛方法です。

シートやメスなどの道具を使用せず、髪の毛を結いつけていくだけなので、頭皮の余計な負担をかける心配がなく、安全に増毛することができます。だ、結びつける髪は人工毛なので、自然な仕上がりを望む場合は質の良い人工毛を選ぶ必要があります。

メリット

見た目が自然

かつらは人工毛の塊なので、装着するとまわりの自毛から浮いてしまい、不自然に見えてしまうことがあります。 その点、結毛式増毛法は自毛を中心に人工毛を足していく方法なので、まわりの自毛に溶け込みやすく、ごく自然に仕上がるところが魅力です。

デメリット

月に1回のメンテナンスが必要

自毛が伸びてしまうと、根元に結びつけた人工毛も一緒に浮き上がってきてしまい、根元周辺にすき間が出来て不自然な外観になってしまいます。

そのため約1cm伸びてしまう1ヶ月後にはメンテナンスを受けることが必要。

メンテナンスでは人工毛を結び直すのでかなりの時間がかかるほか、メンテナンス費用も加算されるので、時間・コストともにかさんでしまうところがデメリットと言えます。

 

 

薄毛と言う悩みを解決するために、正しい知識をもって選ぶようにしてください。

どの手法で薄毛を解決するかの決断はご自身にかかっています。

後悔しないように、それぞれのメリットやデメリットを踏まえて、薄毛の悩みを解決していきましょう。

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