ドライヤーを正しく使うには
1. ドライヤーの風を使い分ける
ドライヤーのスイッチ部分を見てみると
いくつかの風に、切り替えできることが分かります。
正しい使い方・傷みにくい乾かし方のためには
この数種類の風を、使い分けることが必要となります!
■強温風
シャンプー直後の濡れ髪から、80%ほど乾かすまで使用します。
しっかりと熱が出るため、分散させながら髪へ温風を当てることとなります。
■弱温風
80%~100%まで乾かす際の仕上げや、前髪を乾かすときに最適です。
熱はありますが、風量が弱いため髪が散りにくく しっかりとスタイリング出来ます。
■冷風(クールモード)
ぬるめ~冷たい風で、髪を冷やします。
余熱を逃がすことで、髪の過度な乾燥(オーバードライ)を防ぎ
最後に冷風を髪に当てると、スタイルをキープする効果があります。
2.下準備~優しくタオルドライ~
シャンプー直後の、ポタポタと水が滴る状態で髪を乾かそうとしていませんか?
そんな状態で髪を乾かし始めると、時間がかかるばかりか
乾かしムラが出来てしまうことも…
ドライヤーの前に、まずは水滴が落ちない程度まで、水気を取りましょう。
タオルを頭からかぶせ、手もみするように
頭皮の水気をタオルに吸わせます。
ゴシゴシすることの無い様、頭皮マッサージをするイメージで行いましょう。
髪の中間から毛先は、タオルで包んでプレスするように水気をタオルに移します。
優しくポンポンしてもOKです。
髪が絡まっている時、目の細かいクシやブラシなどを使用すると
髪表面のキューティクルが傷んでしまうことに…
髪の傷みを減らすためにも、手ぐしで軽くほぐしましょう。
キューティクルが傷つき剥がれると、髪のツヤが減り、手触りが低下するばかりか
キューティクルが剥がれた箇所から、髪内部の成分や水分が抜け出てしまうこととなります。
ここからいよいよドライヤーに入ります。
ドライヤーの使い方は次のコラムでご紹介致します。