薄毛に良い食べ物・悪い食べ物

 

髪の毛は毎日の食事で摂っている栄養素によって作られています。

つまり、毎日の食事が髪の毛や頭皮環境に与える影響は大きいのです。

薄毛を改善するために良い食べ物や良くない食べ物をきちんと把握して薄毛対策に役立てましょう。

 

目次

  1. 髪の毛の主成分「ケラチン」とは?
  2. 薄毛に良い食べ物
  3. 薄毛に悪い食べ物
 
髪の毛の主成分「ケラチン」とは?
ケラチンについて

髪の毛の主成分はケラチンというタンパク質になります。

ケラチンは髪の約70%を占める物質で、複数のアミノ酸によって構成されています。

そんな髪の毛にとって必要不可欠なケラチンですが、どうやって補給すればよいのかを説明していきます。

ケラチンを生成するには

ケラチンが欲しいからといってケラチンはそのものを摂取する必要はありません。

大切なのは、いろんな種類のタンパク質を摂取することです。タンパク質が多く含まれる食品は、卵、鶏肉、魚、牛肉、豚肉、植物性のものでは大豆やブロッコリーなどたくさんあります。

また、栄養をうまく毛母細胞まで届けるためには、血行をよくすることが大切です。

血行促進作用があるビタミンA、Eなどの栄養素を積極的に摂りましょう。

新陳代謝を高める働きのあるビタミンBやケラチンの合成に欠かせない亜鉛などのミネラルを含む食べ物もおすすめです。

薄毛に良い食べ物

・卵

 

卵には髪が生成されるために必要となるほとんどの栄養素が含まれています。髪の材料となるタンパク質も豊富で黄身にはビタミンHと言われるビオチンも豊富に含まれています。ビオチンは髪の毛を作るアミノ酸の代謝を促進する働きがあり育毛効果が高い成分になります。

~オススメの食べ方~

ゆで卵、目玉焼き

~NGな食べ方~

たまごかけご飯

※生卵の状態で食べること、白身と黄身をかき混ぜるのはNGです。

※白身にはアビシンというタンパク質が含まれており、これが黄身の中にあるビオチンを結合すると、ビオチンが体内に吸収されるのを妨げてしまうから。

 

・鶏肉

 

鶏肉には「髪の毛の構成成分であるタンパク質を豊富に含む」「各種ビタミンやミネラルをバランスよく含む」だけではなく、薄毛の回復に効果が期待出来る「イミダペプチド」「コラーゲン」「トリプトファン」などが高配合されています。

~オススメの食べ方~

サラダチキン

 

・牡蠣

 

 

牡蠣はミネラルやビタミン、タンパク質などが豊富な食べ物で「海のミルク」とも呼ばれてます。

牡蠣に含まれる栄養素の中でも、特に細胞分裂の活性化作用がある亜鉛は、髪を強く丈夫にしてくれるため、薄毛の改善に効果的です。

 

・レバー

 

 

レバーには、薄毛に効果的な栄養素の「ビタミン」「亜鉛」が豊富で、亜鉛の多さは肉類の中でもトップクラスです。

ただし、食べ過ぎには注意をしてください。目安としては、1日200g以内に抑えましょう。

毎日ではなく、月に数回食べる程度がオススメです。

 

・納豆

 

 

納豆にはAGAの原因物質の抑制をしてくれるエストロゲンと似た働きを持つ大豆イソフラボンが多く含まれています。

また抗酸化作用が血管中の血液をサラサラにして、栄養が行き渡った頭皮環境が整います。

 

・緑黄色野菜

 

 

緑黄色野菜の定義は「可食部100g当たりカロテン含量が600マイクログラム(μg)以上の野菜」とされており、にんじん、かぼちゃ、ピーマン、トマトなどが該当します。

カロテンには細胞の老化を予防する抗酸化作用があります。もちろん、ビタミンも豊富です。

緑黄色野菜は日本人に不足しがちなので、積極的に食べるようにしましょう。理想は1日3食欠かさず摂ることです。

 

薄毛に悪い食べ
・糖分の多い食べ物

 

お菓子やジュースなど、糖分が多い食べ物は皮脂の過剰分泌や肥満の原因につながります。

その影響で頭皮の雑菌が増え、抜け毛などのトラブルを引き起こし、薄毛を招く可能性が高まるでしょう。

特に、ダラダラ食べることで血糖値が高い状態が長く続きますので、適切な量を短すぎず長すぎない時間をかけて食べることが大切。

糖質の多い食べ物を摂りすぎると、中性脂肪が増えて、血液がドロドロになります。

血行不良は薄毛の原因です。

また、糖質はタンパク質を糖化して髪の生成を阻害することもあります。

ご飯、パン、麺類、イモ類は糖質が多いので、取り過ぎには注意しましょう。

スイーツを食べるにしても、洋菓子よりも和菓子の方が糖質は少ないのでおすすめです。

ケーキなど加工品ではなく、果物にするのも良いでしょう。

 

・塩分の多い食べ物

 

 

塩分の摂取量が増えてくると、知覚神経が過剰に刺激されて、髪を作るために必要な栄養素が不足していることに自分でも気づきにくくなり、結果的に髪の発育に必要な栄養不足から薄毛を招くリスクを高めます。

また皮脂の分泌過多を引き起こし、毛穴を詰まらせる可能性があります。

塩分を過剰に摂取すると、高血圧や肝臓機能の低下を引き起こして血行が悪化することがあります。

ラーメンやポテトチップスなどのスナック菓子は塩分が高いので、食べ過ぎないようにしましょう。

 

ジャンクフード

 

 

ファーストフードやインスタント食品は、栄養が偏るだけではなく、薄毛対策に好ましくない食品添加物や保存料も多く

栄養バランスも悪いので抜け毛うんぬんの前に健康にも良くありません。

たまに食べるのはいいですが、日常的に食べるのはやめておきましょう。

 

・カフェインの含まれる紅茶やコーヒー

 

 

毎日紅茶やコーヒーが欠かせないという方は多いと思いますが、含まれているカフェインには要注意です。

カフェインにはアデノシンという発毛を促進させる成分を破壊するといわれています。

なるべく飲む回数を減らし、カフェインを含まない飲み物を生活に取り入れてみましょう。

 

まとめ

 

 

髪の毛は、日々の食事から摂取した栄養素でつくられます。

人の身体は食事から摂り入れた栄養素をまず心臓や臓器など生命に欠かせないものへ優先的に供給するため、生命の維持とは直接関係のない髪などの部分は栄養不足の影響を真っ先に受けてしまいます。

薄毛でお悩みの方は、まず日々の食事内容を見直し、薄毛になりにくい頭皮環境を整えることから始めてみましょう

薄毛対策は体の中から

栄養バランスを考えた食事で薄毛を予防していきましょう。

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