薄毛の原因は遺伝だけではない?薄毛になる生活習慣とは?

薄毛の原因は遺伝だけではない?薄毛になる生活習慣とは?

皆さんは薄毛対策をしていますか。薄毛になるのは男性だけだと思われていましたが、実際のところ女性も薄毛対策が必要だということが近年わかってきました。なぜなら薄毛になる原因は、遺伝によるものだけではないことが判明しているからです。そこで今回は薄毛の原因となりやすい生活習慣、そして改善方法をご紹介していきましょう。

抜け毛が増える原因とは?

抜け毛が増える原因は、生活習慣が悪化によるものが大半となっています。髪の毛には成長期・退行期・休止期と呼ばれる、3つのサイクルが存在します。健康な髪の毛はおおよそ90%が成長期にあります。しかし生活習慣が悪化してこのヘアサイクルが乱れると、本来2~6年育つはずの髪の毛の成長期が短くなってしまいます。そして髪の毛が十分に育ち切る前に抜け落ち、退行期・休止期の方が長くなってしまうのです。

加齢やホルモンバランスの影響でも抜け毛が増えますが、半分以上は生活習慣の乱れが原因によるものとなっています。それではどういった生活習慣が原因で抜け毛が悪化するか、以下に紹介していきましょう。

薄毛になる生活習慣1:睡眠不足

髪の毛の成長には、成長ホルモンが必須となります。この成長ホルモンは午後22時から午前2時の間が一番活発に分泌されるといわれており、この時間帯に睡眠が取れないあるいは睡眠時間が短いと、ノンレム睡眠に入れません。成長ホルモンはとくにノンレム睡眠時によく分泌されるため、成長ホルモンの分泌が足りないと薄毛になるといわれています。

薄毛になる生活習慣2: 脂肪が多い食事

お肉やお菓子といった脂肪分が非常に多い食事には、飽和脂肪酸がたいへん多く含まれています。飽和脂肪酸を大量に取ることによって、動脈などの血流が硬化して血流が悪くなるのです。血流が悪くなると頭皮に栄養が十分に行かなくなるため、育毛に必要な栄養素が不足します。

薄毛になる生活習慣3: 運動不足

運動不足になると、体に酸素を取り込む量が少なくなります。体の酸素が少なくなると、心臓から体のなかに行き渡る血液の量が少なくなり、血流不足となるのです。こうなると頭皮に行き渡る血流の量が足りなくなるため、抜け毛が増えていきます。

薄毛になる生活習慣4: タバコ

タバコに含まれているニコチンやタールは、毛細血管を収縮させてしまう効果があります。毛細血管が縮小してしまうと血流が悪くなってしまい、頭皮に行き渡る血流が足りなくなるため、抜け毛が増えていくのです。

薄毛になる生活習慣5: ストレス

ストレスも抜け毛の原因となります。体の疲労だけでなく精神のストレスがたまりすぎると、交感神経に負荷がかかり、血管が収縮していまいます。また過度なストレスはレム睡眠を誘発しやすくなり、眠りが浅くなる原因にもなるのです。眠りが浅いと成長ホルモンの分泌が乏しくなり、髪の毛の成長も減り髪の毛が細くなり、薄毛となってしまいます。

薄毛になる生活習6: 間違ったヘアケア

実は1日に何度もシャンプーをする場合や、洗い方が不十分な場合も、抜け毛の原因となります。よく勘違いされがちですが、頭皮の環境を常にきれいにしないといけないという考えは、大きな間違いといえるでしょう。髪の毛は1日1回だけ洗いましょう。ある程度汚れが残るようにしておかないと、頭皮から皮質が余計に分泌され、かえって頭皮環境が悪化する原因となります。

またシャンプーはしっかり洗い落とすようにしないと、毛穴にシャンプーが残って頭皮の毛穴にシャンプーの残りが入り込んでしまい、毛穴詰まりの原因となってしまうのです。

薄毛を改善する生活習慣とは?

薄毛を改善する生活習慣として、規則正しい健康的な生活を送ることが一番です。実際にどういった生活習慣を送るべきか、とくに意識すべきことをご紹介していきましょう。

薄毛を改善する生活習慣1:質の良い睡眠

まずは質のよい睡眠が必須となります。ここでいう質のよい睡眠とは、ノンレム睡眠を指します。よく眠るためには適度な運動や部屋の温度を快適に保つこと、就寝前に入浴を済ませることやアルコールやカフェインを寝る前に摂らないことなど、眠りやすい環境を作るのが重要です。

薄毛を改善する生活習慣2:髪の毛に良い食べ物を摂る

基本的にバランスよく食べることが重要となっていきます。髪の毛を作る成分はタンパク質や亜鉛・鉄などのミネラル、ビタミン類・βカロテンが重要です。主に豆腐や魚・穀物・人参、鶏肉・卵・バナナ、牛肉がよいといわれています。なかなかそういった食事が摂りにくいという方は、亜鉛やビタミンが多く含まれているサプリメントで補うなどで、積極的に摂取することが重要です。

薄毛を改善する生活習慣3:禁煙

タバコに含まれているタバコに含まれているニコチンやタールは、健康上の理由だけでなく髪の毛にもよい効果がありません。とくにニコチンやタールは、取り入れた矢先に解毒のためにビタミンCを消費して除去します。このビタミンCは髪の毛の成長に必要不可欠な成分であるため、髪の毛が十分に育たず細く弱い髪の毛しか育たなくなります。すぐに禁煙するのは難しいかもしれませんが、徐々に禁煙する事が大事です。

薄毛を改善する生活習慣4:洗浄力の弱いジャンプーを選ぶ

シャンプーは極力洗浄力の弱いものを選ぶようにしましょう。洗浄力が強すぎるシャンプー、とくにラウリル硫酸Na・ラウレス硫酸Naが含まれているものは、頭皮に害を与えてしまいます。こういったシャンプーはナチュラルモイスチャーファクターと呼ばれる、頭皮に潤いを与える成分まで落としてしまうからです。こういった成分が入っている高級アルコール系シャンプーを使わず、極力アミノ酸系シャンプーを使うことをおすすめします。

アミノ酸系シャンプーはほどよい洗浄力で、余計に頭皮の汚れをとりません。また頭皮のバリア機能を残してくれるため、頭皮によくないものが入り込むことを防いでくれます。アミノ酸系シャンプーがない場合は、ノンシリコンシャンプーもおすすめです。シャンプーに含まれるシリコンは泡立ちをよくし、髪の毛のツヤや手触りをよくするために配合されていることが多いことが特徴です。しかしシリコンが毛穴を入り込み、栄養分が入り込むのを邪魔していたことが近年判明しました。そのためこのシリコンが入っていないシャンプーを選ぶことも、育毛のために重要となっています。

薄毛を改善する生活習慣5:頭皮マッサージ

頭皮マッサージは頭皮を1日1回揉みほぐして、頭皮をやわらかくすることです。頭皮がやわらかくなり血行をよくすることで、頭皮環境を整えられます。一日に何度もやると逆に頭皮を傷つけることになるため、洗髪時にしっかり揉むようにして、爪を立てないようにしましょう。この際に頭中央部分にある、ツボをしっかり押すとより効果がでることでしょう。

まとめ

薄毛はある程度生活習慣を見なおすことで、改善を図れます。しかし遺伝的なものや病気によるもの、ホルモンのバランスが崩れることでも薄毛は発生するのです。生活習慣を見なおすだけでなく、それ以外の要因をしっかりみつけておきたい方は、一度検査をしてみましょう。

検査をして専門家の意見をもらうだけでも、どういった改善が最も自分にあっているか、非常にわかりやすくなります。しっかりと検査をして、まずは専門家に相談してみましょう。東京都渋谷区にある「hair HOPE」では、薄毛や抜け毛の原因を探る検査を行っております。ぜひともお気軽にお問い合わせください。

 

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